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この冬の感染症に備えて①

新型コロナウイルスの第5波が下火になってきたことを受け、今日(10月1日)から日本全国の緊急事態宣言および蔓延防止重点措置が解除されることになりました。しかし、感染拡大防止の対策はこれからも継続しなければなりません。この度の第5波は、オリンピック開催やお盆の時期という人の動きが大きくなる時期に感染力の強い「デルタ株」が蔓延したこと、所謂「コロナ疲れ」で感染対策が甘くなった事などが主な理由であったと思われます。一旦この波は収まってきますが、第6波は必ずやって来ると思われます。この度の第5波以上のものになるかどうかは予想できませんが、日本以外の諸外国の動向を見ても、このまま収束に向かうことは考えにくいと思われます。私達に必要なことは、これまでと同じように、あるいはこれまで以上に感染対策を継続することだと思われます。その中でも特にマスクは重要で、人と会話をする際には絶対に必要です。マスクの中では「不織布」マスクが一番効果的ですが、ウレタン製や布製のマスクでは今流行しているデルタ株には効果がかなり限定的だと言われています。今一般でも「不織布」マスクが沢山出回っていますので、人との会話をする際には「不織布マスク」をするように心がけましょう。マスク以外で大事なことは、密閉された空間の換気です。秋の涼しい時期は常時窓を開けて換気していても良いのですが、気温が下がって寒くなってくると自然に窓は閉め切った状態になりがちです。換気のためには窓を全開にする必要はなく、5㎝くらい開けておいて、空気の流れを作っておくことが大事です。

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コロナウイルスも変異を繰り返し、現在流行しているオミクロン株は、それまでのデルタ株までとは明らかに異なった臨床経過をたどるようになりました。感染拡大のスピードは早く、たくさんの方が短期間のうちに罹患するようになりましたが、明らかに重症率は低下しているようです。これまでとは別のウイルスであるかのような変わり方です。どうしてこのようになったのか、まだハッキリとしたことは言えないかもしれませんが、少なく