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感染対策について②

今週発表された熊本県の感染症週報を見ますと、新型コロナ(COVID-19)はまだまだ流行期にありますし、インフルエンザの流行もまだまだ衰えたいないようです。5月も中旬になっているのに、これほどまでにインフルエンザの患者さんが発生するのは珍しいことだと思います。宮崎や大分では学校で400〜500名のインフルエンザクラスターも発生しているようで、これまでのインフルエンザとは異なった流行のパターンを呈しているようです。インフルエンザの予防接種は昨年の10月から12月頃に行っており、抗体のピークは約6ヶ月くらいと言われていますので、もしかすると今の時期は抗体価が減少しているのかもしれません。これまでインフルエンザは冬の時期に流行することが多かったので、「季節性インフルエンザ」と呼んでいました。もちろん季節はずれの患者発生はこれまでにもありましたが、これほど多くの患者さんがこの時期に発生することはなかったと記憶しています。インフルエンザにも「季節性」がなくなり、年間を通して流行する可能性があるのでしょうか?



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これまで当院は、発熱・風邪症状など、何らかの感染症が疑われる方は、クリニックの北側に設置したプレハブで診察を行って参りました。これは、感染症以外の疾患等で来られる方と感染症が疑われる方が直接待合室で接しないように「空間的分離」を行うためでした。また、全ての来院者に不織布マスクの着用をお願いしてきました。これから先も当院ではこの方法を継続して参ります。それは、まだまだコロナもインフルエンザも流行が落

マスクの効果についてはいろんな情報が錯綜しているようです。ウイルスの大きさがマスクの隙間よりも小さいのでマスクを通り抜けてしまうからマスクには効果がない、という理由で、SNS上では「反マスク」といわれる人達が沢山の書き込みをしています。それに「自称医師・自称専門家」といった人達が追い打ちをかけるような書き込みをしているので、SNS界隈は情報が渾沌とした「カオス」のような状況になっています。SNS上

新型コロナ(COVID-19)もインフルエンザもまだまだ流行していると思われますが、もしそうならば、どのような対策を取れば良いのでしょうか?これはこれまで3年間皆さんが続けて来た対策を続けていく・・・としか言いようがありません。「密を避け」、「マスクを着け」、「よく手を洗う」。これを続けることが「感染対策」としては身近で重要なことだろうと思います。「一体いつまで続けなくちゃいけないのか?」と思われ

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