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この冬の感染症に備えて③

当院は昨年10月から熊本県より「診療・検査医療機関」の指定を受けています。「診療・検査医療機関」とは、発熱等の症状で新型コロナウイルス感染症等疑われる患者さんに対して診療・検査を受け入れる医療機関のことです。具体的には、発熱や風邪症状などの感染症が疑われる患者さんを「発熱等の患者専用の診察室」を用意して「空間的・時間的」に他の患者さんと分離して診療を行い、必要に応じて新型コロナウイルスの検査(核酸検出(PCRなど)、抗原定性検査)を行っています。これから先も感染症疑いの患者さんの受け入れを継続するため、いくつかの改善を行いました。これまではプレハブ1棟のみで手狭だったのを2棟に増やし、腹部症状の診察や点滴などの処置にも対応できるようにしました。また、新型コロナウイルスの検出は検査センターへの外注による核酸検出(PCR)と抗原定性検査のみでしたが、新に自院で核酸検出ができる機器を導入しました。これによりこれまでは核酸検出の結果をお知らせするのが翌朝になっていたところを、約20分程度でお知らせできるようになりました。当院で行う核酸検出検査は、PCRと同じように新型コロナウイルスの遺伝子(核酸)を検出する検査であり、PCRに比べて短時間(5〜13分程度)で核酸検出ができ、PCRとの一致率も93%以上である、というものです。これにより、より迅速な新型コロナウイルスの検査ができるようになりました。

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診療時間の変更

2024年2月より診療時間を変更します。 詳しくはトップページの一番下「診察案内」をご参照ください。

新年を迎えて

2024年が始まりました。元日早々から心が痛むニュースが続々と入ってきています。特に能登半島の大地震には驚きとともに被災地の現状が明らかになるごとに心が痛んでいます。亡くなった妻と新婚の頃、能登半島の温泉宿で正月休みを過ごしたことがありました。それから随分と年月は経ちましたが、私達夫婦にとっても思い出の場所だっただけに、とても心が痛みます。よりによって正月元日に大地震が起こるとは・・・。 熊本県も

6周年

宮原の地から現在の場所に移転し、大野医院から大野内科クリニックに名称を変更してから今月1日でまる6年が経過しました。振り返ってみますと、これまでいろんな事がありました。クリニックがオープンした1年後にがんで闘病中だった私の妻が48歳でこの世を去りました。最愛の妻でした。あの頃は落ち込みが激しく、世の中の全ての色や音がなくなってしまったかのようでした。その後は診療はもちろんのこと、妻が担当してくれて

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