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感染対策について②

今週発表された熊本県の感染症週報を見ますと、新型コロナ(COVID-19)はまだまだ流行期にありますし、インフルエンザの流行もまだまだ衰えたいないようです。5月も中旬になっているのに、これほどまでにインフルエンザの患者さんが発生するのは珍しいことだと思います。宮崎や大分では学校で400〜500名のインフルエンザクラスターも発生しているようで、これまでのインフルエンザとは異なった流行のパターンを呈しているようです。インフルエンザの予防接種は昨年の10月から12月頃に行っており、抗体のピークは約6ヶ月くらいと言われていますので、もしかすると今の時期は抗体価が減少しているのかもしれません。これまでインフルエンザは冬の時期に流行することが多かったので、「季節性インフルエンザ」と呼んでいました。もちろん季節はずれの患者発生はこれまでにもありましたが、これほど多くの患者さんがこの時期に発生することはなかったと記憶しています。インフルエンザにも「季節性」がなくなり、年間を通して流行する可能性があるのでしょうか?



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診療時間の変更

2024年2月より診療時間を変更します。 詳しくはトップページの一番下「診察案内」をご参照ください。

新年を迎えて

2024年が始まりました。元日早々から心が痛むニュースが続々と入ってきています。特に能登半島の大地震には驚きとともに被災地の現状が明らかになるごとに心が痛んでいます。亡くなった妻と新婚の頃、能登半島の温泉宿で正月休みを過ごしたことがありました。それから随分と年月は経ちましたが、私達夫婦にとっても思い出の場所だっただけに、とても心が痛みます。よりによって正月元日に大地震が起こるとは・・・。 熊本県も

6周年

宮原の地から現在の場所に移転し、大野医院から大野内科クリニックに名称を変更してから今月1日でまる6年が経過しました。振り返ってみますと、これまでいろんな事がありました。クリニックがオープンした1年後にがんで闘病中だった私の妻が48歳でこの世を去りました。最愛の妻でした。あの頃は落ち込みが激しく、世の中の全ての色や音がなくなってしまったかのようでした。その後は診療はもちろんのこと、妻が担当してくれて

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