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感染対策について②
- ono-naikaclinic
- 2023年5月19日
- 読了時間: 1分
今週発表された熊本県の感染症週報を見ますと、新型コロナ(COVID-19)はまだまだ流行期にありますし、インフルエンザの流行もまだまだ衰えたいないようです。5月も中旬になっているのに、これほどまでにインフルエンザの患者さんが発生するのは珍しいことだと思います。宮崎や大分では学校で400〜500名のインフルエンザクラスターも発生しているようで、これまでのインフルエンザとは異なった流行のパターンを呈しているようです。インフルエンザの予防接種は昨年の10月から12月頃に行っており、抗体のピークは約6ヶ月くらいと言われていますので、もしかすると今の時期は抗体価が減少しているのかもしれません。これまでインフルエンザは冬の時期に流行することが多かったので、「季節性インフルエンザ」と呼んでいました。もちろん季節はずれの患者発生はこれまでにもありましたが、これほど多くの患者さんがこの時期に発生することはなかったと記憶しています。インフルエンザにも「季節性」がなくなり、年間を通して流行する可能性があるのでしょうか?
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